日本租税理論学会の会員の皆さまへ

お礼とお知らせ

日本租税理論学会の会員の皆さまへ

2019年度の日本租税理論学会研究大会・総会は、12月7日(土)、8日(日)の両日、愛知大学名古屋キャンパスで開催され、成功裏に終えることができました。まずは、幹事校として多大な尽力をいただいた鎌倉友一会員、木村幹雄会員は、心からお礼申し上げます。

2019年度のシンポジウムのテーマは「租税上の先端課題への挑戦」でした。詳細は、報告レジメを含め本学会の会報59号に搭載しております。シンポジウムでは、ネット化/デジタル化/オンライン化にともなう租税政策や課税取扱上の課題についての最新の報告が相次ぎました。また、一般報告では、租税理論面および比較制度面からの興味深い研究成果を披露いただきました。新規性のあるテーマにチャレンジ(挑戦)し、短時間のレクチャーにまとめるのに尽力された報告者の皆さま方、本当にご苦労様でした。ありがとうございました。

各報告に続く質疑討論では、参加会員の皆さま方からさまざまな意見が寄せられました。報告者の皆さま方には、チャッチボールを通じてポイントアップされた指摘事項を含め、本学会の研究年報である租税理論研究叢書に分かり易くまとめられるように期待したしております。

今回、役員会(理事会)、会員総会において、決定された事項については、2020年春に発行される会報60号で詳しく報告いたします。ただ、諸般の事情で本年度の学会研究大会・総会に出席できなかった会員の皆さま方へのお知らせをかねて、決定事項について簡潔に紹介しておきたいと思います。

最初の理事長職の任期が満了となった石村会員が引き続き理事長職を引き受けられました。髙沢修一事務局長は、本務校での役職就任に伴い退任されました。これに伴い、新たに伊藤悟会員が事務局長に就任されました。この異動に伴い、本学会事務局を白鷗大学の伊藤研究室になりました。なお、メールでの連絡先(info@j-ast.com)は変わりません。

《新事務局》
〒323-8586
栃木県小山市駅東通り2-2-2
白鷗大学法学部 伊藤悟研究室

役員(理事・監事)の異動(退任・新任)については、すでに本学会HPにアップしております。ご覧いただければと思います。会員の異動を含め詳細については、会報60号でお知らせいたします。

役員会および会員総会で承認された「2020年研究大会シンポのテーマ」は、次のとおりです。
企業課税をめぐる内外の諸課題
(考えられる報告案例)
❶グローバルな法人税「最低税率」導入の動向
❷巨大プラットフォーム企業と国際デジタル課税の動向
❸消費税増税と中小企業への影響分析
❹消費税増税と巨大企業への輸出免税(ゼロ税率)適用
❺消費税増税と非営利・公益法人等の非課税
❻ポイント還元策の税務会計分析
❼法人企業の内部留保の税務会計分析
❽法人企業の過大な内部留保への課税の是非
❾組織再編と税制適格要件
❿組織再編会計の課題~無対価組織再編・資本等取引を中心に
⓫その他・・・・(消費税廃止と代替財源試算など)

ちなみに、シンポジウム(および一般報告)での報告者の公募などについては、研究大会企画運営委員会が、新年度に入ってから本学会HPを通じて手続をすすめます。会員の皆さま方には、自薦、他薦を含め切にご協力をお願いする次第です。

会員の方から、事務局に対して、数年度にわたり研究大会・総会の幹事校の候補をあげて欲しいとの要請がありました。開催校での補助金交付手続や会場の確保などにかなりの期間を要することが主な理由です。そこで、事務局が事前に会員と話合いをし、候補校を決め、役員会(理事会)および会員総会で確認していただきました。今後3年度間の候補校は、以下のとおりです(なお、あくまでも、候補校であり、今後、会員の異動や候補校の事情などにより、変更される可能性があることを含み置きください。)。

研究大会・総会の開催(幹事)校の候補
2020年度 東京 立正大学(幹事:長島弘教授)
2021年度 名古屋 名城大学(幹事:伊川正樹法学部長)
2022年度 栃木 白鷗大学(幹事 伊藤悟教授)

今年度の学会研究大会から本格的に、報告者の皆さま方に、事前に報告レジメの学会HPへの搭載をお願いしました。諸般の事情により研究大会・会員総会に出席できない会員の便宜や学会活動のみえる化などがねらいです。今回は、報告者全員にご協力いただけました。報告者の方々には、ご協力に感謝いたします。

本学会は、今後、積極的にネット化/デジタル化/オンライン化をすすめていく所存です。同時に、デジタルデバイド(情報技術格差)問題も織り込んで、紙(文書)媒体での情報提供もやめずに会員の便宜をはかる所存です。会員の皆さま方には、切にご協力をお願いする次第です。

2019年度の学会開催が成功裏に終えることができたのは、やはり、幹事校・愛知大学の鎌倉友一および木村幹雄両会員の長きにわたるご尽力のたまものと理解しております。今回は、幹事校の会場でのネット(Wi-Fi)環境整備についてご尽力いただき、会場での参加者の利便性を大きく向上できました。おかげで、参加者は、ラップトップ/パソコン(PC)、スマホやタブレットなどモバイル(移動)端末でも、報告者レジメ(データ)を読めるようになりました。また、休憩室では、ういろうやゆかりなど、名古屋名物を味わうことができました。加えて、懇親会では、味噌串カツやひつまぶしなどを含め、リアルな「おもてなし」の味を十分に堪能できました。参加者一同、ネット+リアルでの心温まるご高配に大変満足いたしました。あらためてお礼申し上げます。鎌倉・木村両会員には、今後とも、それぞれ理事、監事として積極的なご協力をくれぐれもよろしくお願いいたします。

今年も残すところわずかになりました。まさに師走で、ご多忙な毎日かと存じます。
会員の皆さま方、どうぞよいお年をお迎えください。

日本租税理論学会事務局
2019年12月16日